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今回は、 カワサキ・キッド という本を紹介します。

アイドルとして華々しくデビューし、今も俳優としてご活躍中の東山紀之さんの自伝である。
恵まれているとはいえない家庭環境に育った子どもにとって、無力な自分を取り巻く世界とは理不尽と恐怖に満ちたものであるということが、ときにはユーモアを交えた淡々とした文体を通じて伝わってくる。東山さんは、子どものころに感じた理不尽さや恐怖を、今も再生できる状態で覚えているのだろう。特に、脚の悪かった御祖父とともに踏切を渡るときの恐怖や、その御祖父の葬式の時に感じた安堵感と、初めて食べた寿司のおいしさ、肉親の死に対してそのような感想を持つことへの罪悪感といったものについての記述ではその生々しいリアリティに驚かされた。
このほか、芸能界に入ってから、多くの出会いや別れを通して様々なことを学ぶようすも綴られている。マイケル・ジャクソンさん、藤田まことさん、大原麗子さんといった今は亡き人たちとの思い出も、率直で好感が持てる。中でもTBSの源氏物語で光源氏を演じたときの山岡久乃さんとのエピソードが特に印象的だ。
東山さんは、礼儀正しく優等生的で一見育ちのよさそうな印象を持たれているようだ。「育ちがよい」とはお世辞にも言えない育ちをした少年が、さまざまな理不尽となんとかうまく付き合い、そして試行錯誤を繰り返しながら「育ちのよさ」を自らの力で作っていった過程が、淡々としかも丁寧に描かれている。
ファン以外の人にも是非一読をお勧めしたい。

以上、興味のあるかたは、実際の商品をアマゾンなどでご確認ください。
今回は、最後までお付き合いありがとうございました。
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