最新ニュース – 飯島寛騎、2つの“故郷”「北海道」と「仮面ライダー」への思い
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今月5日より北海道・札幌市のサッポロファクトリーで開催中の『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』(16日まで)のスペシャルアンバサダーを務める飯島寛騎が、普段なかなか話す機会のない、「北海道」と「仮面ライダー」という2つの“故郷”への思いを語ってくれた。
【画像】エグゼイドコーナーでメッセージを書き込む飯島寛騎
――飯島さんは2016年~17年放送の『仮面ライダーエグゼイド』で主役・仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢(ほうじょう・えむ)役を熱演し、一躍脚光を浴びました。『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』の展示をご覧になっていかがでしたか?
【飯島】一番は、懐かしい、です。『エグゼイド』の撮影で使っていた小道具やエグゼイドの立像を久しぶりに見て、「こんな色づかいだった!」と思いました(笑)。
仮面ライダーの50年にも及ぶ歴史のすごさに圧倒されましたし、子どもの頃に見ていた『仮面ライダークウガ』(2000年)から『仮面ライダーアギト』(01年)、『仮面ライダー龍騎』(02年)、『仮面ライダー555』(03年)までのライダーをまじまじと見るのは、初めてだったので興奮しました。おもちゃの武器や変身ベルトも展示されていて、当時、僕は持っていなかったので、「うわーっ、これ欲しかったやつだ!」って(笑)。
昭和ライダーの展示も興味深かったです。今だったらCGで表現するようなものが小道具としてあったり、サイズも意外と大きかったり、歴史を感じました。
――北海道札幌市のご出身ということですが、故郷はどんな存在ですか?
【飯島】今回の北海道会場になっているサッポロファクトリーは、学生時代によく遊びに行ってた場所なので、そこで開催されるイベントに仕事として関われていることがすごくうれしく思います。今は東京に住んでいますが、札幌はすごく昔なじみのある、安心して帰れる街。なんか落ち着いて、リラックスできる。そういう感覚になります。
『仮面ライダーエグゼイド』への出演が決まり、上京することになった時には、「北海道を盛り上げたい」というのを目標に掲げて、自分への励ましにしていたので、今回、『生誕50周年記念 THE仮面ライダー展』が北海道で開催されるというだけでうれしいです。道内の人たちに来ていただくのはもちろんですが、全国から北海道に行くきっかけにもなるじゃないですか。それがうれしいです。
――北海道愛が強かったんですね。
【飯島】どさん子ですから(笑)。北海道出身の人って、それだけですぐ仲良くなれるくらい、北海道に愛着を持っている気がします。
――「仮面ライダー」も飯島さんにとっては故郷ですね。
【飯島】そうですね。『仮面ライダーエグゼイド』に出演できたから、今こうして俳優の仕事をしている自分がいられる。自分だけじゃ何もできなかったけれど、キャスト・スタッフがそれこそファミリーのように一丸となって、『仮面ライダーエグゼイド』というすばらしい作品をつくり上げ、それを見てくださった方、ファミリーがたくさんいて、すごく愛していただきましたし、放送から5、6年経った今も多くの方に愛していただいているんだな、というのを今回改めて実感しました。当時も思っていたことですが、ありがとうございます、という気持ちでいっぱいです。これからも愛してほしいです。
――『仮面ライダーエグゼイド』は、当時はもちろん、いま振り返っても斬新で、かつ傑作でしたよね。
【飯島】ゲームと医療というミスマッチのように見えて、実は相性抜群だった2つを取り入れた構成がうまかったな、と思います。当時は、45周年の記念作品でもあったので、ここで人気を落とすわけにはいかない、というプレッシャーも実はすごく大きかったです。だからいかに自分たちをかっこよく見せるか、というのはものすごく考えて、みんなでつくっていったことを覚えていますね。
当時の僕の意気込みとして、「歴代で一番記憶に残る作品にしたい」と言ってたんですが、もし、『エグゼイド』が一番面白いと思ってくださった方には、お子さんやお孫さんにも伝えていってほしいです(笑)。
――飯島さんにとって愛して止まない大事な作品になって、良かったですね。
【飯島】自分が好きになれる作品に出会えて幸せでした。俳優としても、社会人としてもすごく勉強させていただきました。
――これからの目標は?
【飯島】幅広い役柄を演じていきたいな、と思っています。自分の知らない世界を経験していきたいです。いろいろ経験する中で、いいことも悪いことも、評価されることも、されないこともあると思いますが、マイナスもプラスに変える努力をすれば、新しい自分が生まれるかもしれないと信じてやっていきたいです。どんな仕事も、楽しんだもん勝ちだな、とも思うので、それをモットーに、高みを目指していきたいと思っています。