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 俳優の伊藤英明さんが2月10日、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区)で行われた「第69回毎日映画コンクール」の表彰式に登場。「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」で男優助演賞を受賞した伊藤さんは、表彰式後の取材で「自分はこういった賞には無縁だと思っていた。緊張しすぎて、壇上での記憶がまったくない」と明かし、笑いを誘った。

 また伊藤さんは「賞自体はうれしかったんですが、自分がこういった重みのある賞にふさわしいのか、壇上では何を話そうか(って悩んで)……。今日は緊張で、会場の空気を楽しむことができませんでした」と苦笑い。それでも「こうやって賞をもらって、喜んでくれる人が増えて、とてもうれしいです」と最後には充実の笑顔を浮かべていた。

 「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」は、三浦しをんさんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」が原作で、都会から遠く離れた、携帯もつながらずコンビニもない山奥の村を舞台に、変わり者に囲まれながら林業に従事することになった主人公の物語を描く。伊藤さんは、林業の天才で“荒ぶる山の神”こと飯田ヨキを演じた。

 ◇主な受賞者は以下の通り。(敬称略)

 日本映画大賞:「私の男」(熊切和嘉監督)▽日本映画優秀賞:「そこのみにて光輝く」(呉美保監督)▽外国映画ベストワン賞:「6才のボクが、大人になるまで。」(リチャード・リンクレイター監督)▽監督賞:呉美保(「そこのみにて光輝く」)▽脚本賞:安藤桃子(「0.5ミリ」)▽男優主演賞:綾野剛(「そこのみにて光輝く」)▽女優主演賞:安藤サクラ(「0.5ミリ」)▽男優助演賞:伊藤英明(「WOOD JOB!(ウッジョブ!)~神去なあなあ日常~」)▽女優助演賞:池脇千鶴(「そこのみにて光輝く」)▽スポニチグランプリ新人賞:登坂広臣(「ホットロード」)、小松菜奈(「渇き。」)▽田中絹代賞:鈴木京香▽アニメーション映画賞:「ジョバンニの島」(西久保瑞穂監督)▽特別賞:野上照代(元黒澤映画助手)

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Actor Hideaki Itou appeared at the award ceremony of “The 69th Mainichi Film Award” held at Muza Kawasaki Symphony Hall (Saiwai, Kawasaki) on February 10th. After receiving the Award for Best Supporting Actor for his role in the “Wood Job!”, Itou shared in an interview after the award ceremony: “I have not thought that I have an opportunity to receive this award. I was so tense that I could not remember anything when staying on the stage”, making people laugh.

1 Comment

  1. このお姉さん、壇上で伊藤さんが言っていたことをまた聞いたり目の前で話した事をまた聞いたりなんだか少しやだな

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