最終回は「堂本光一」。
舞台「Endless SHOCK」の主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えた今なお身体を張った演出でその作品を守り続ける堂本。20年という長きにわたり、この舞台で生きてきた者の強い信念を追った。
ある日の稽古、堂本は珍しくキャストたちを追い込んでいた。練習していたのは「Higher」という曲。マイケル・ジャクソンの振付で有名なトラヴィス・ペインがダンスを手掛けた、難易度が高い上に体力的にもハードなナンバーだ。堂本は9年前アメリカに渡り、トラヴィス・ペインとステイシー・ウォーカーから直接振付を教わった。当時について「厳しいんですよ。オモイキリ!アト2回!とか。もう立てないよってくらいヘトヘトになったときに、2人が『みんなこれで家族になれたね』って言ったんです。本当にその通りで。同じ苦しみを共有した瞬間だった。そこには素晴らしい達成感があって、作品を良くするための作業だった」と話す。そして、今回、稽古場では堂本がキャストに『オモイキリ!アト2回!』とげきを飛ばしていた。最後には堂本自身も加わり、皆でヘトヘトになるまで踊る。そこには、より良い作品を目指し、皆を率いる座長の姿があった。
演者としてだけでなく作り手としても関わり続ける堂本は、このステージにどんな思いを抱いているのか。
「Endless SHOCK」を通して、堂本光一を徹底的に紐解いていく。
『堂本光一』後編は、3月20日(金)25:15~フジテレビにて放送!
【公式ホームページ】 https://www.fujitv.co.jp/RIDEONTIME/