村上虹郎、脚本を読まずに出演を決めたのは初めて／映画『ソワレ』特別映像

豊原功補、小泉今日子、外山文治監督らで立ち上げた映画製作会社「新世界合同会社」の第1回目のプロデュース作品『ソワレ』が2020年8月28日より全国公開。この度、村上虹郎が本作の魅力と自身が演じた役柄について語る特別映像が解禁！

本作は、老老介護の厳しい現実を見つめた短編『此の岸のこと』(10)や長編デビュー作「燦燦―さんさん―」(13)で海外からの絶賛を受け、センシティブな感性で唯一無二の世界観を作り出す新鋭・外山文治がオリジナル脚本で挑む長編映画。主人公・翔太を演じるのは類稀なる吸引力で日本映画の台風の目になりつつある実力派俳優・村上虹郎と、100人以上のオーディションから大抜擢された最注目の新星・芋生悠(いもう・はるか)の2人をW主演に迎え、若い男女の切ない逃避行を映し出す。

本作で村上が演じたのは、役者を目指して上京するも、全く芽がでず、オレオレ詐欺の片棒を担いで食い扶持を稼ぐうだつの上がらない青年・翔太。これまでに数々の作品に出演し、多様な役柄を演じてきた村上も、自身と同じ「役者」という職業の役柄ははじめてだったとか。その点も踏まえ、村上は翔太という役を演じるのが“難しかった”と口にすることが多い。外山監督とも事前に役について密な連絡を取り合ったり、豊原氏や小泉氏とも相談しながら役を詰めていったそう。

豊原氏からは、「翔太は、ギター・ボーカルじゃなくて、ベース・ボーカルじゃない?」というアドバイスを受けたと明かしており、音楽が身近にあった村上の中でも、ベースにはトライしたことが無かったとかで、「ウッドベースには憧れていたんです。演技スタイルの話ではありますが、ありがたい挑戦でした。」と当時を振り返っている。

映像内でも、翔太という人物について「不明確というか、確固たるものがない。そこが演じる上での面白さでした。」と明かしており、役者としてこれまでに無い経験を積むことができたようだ。

さらに、村上にとって本作は、脚本を読まずに出演を決めた特殊な作品。過去に短編で組んだことのある外山監督、さらに、豊原功補氏、小泉今日子氏による映画プロデュース1作目ということで、かつての自分の仕事ぶりを評価されたような形でのオファーに対し「嬉しかったですね。(脚本を読まずに出演を決めたのは)そういうのは初めてです。」と、明かしている。

類稀なる吸引力で観る者を惹きつけ、今後の日本映画界にとって無くてはならない若手俳優として期待を背負う村上にとっても、「挑戦」となった映画『ソワレ』は、いよいよ、2020年8月28日より公開予定となっている。

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#ソワレ#村上虹郎#芋生悠

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