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 女優の尾野真千子さんが6月24日、東京都内で行われた主演映画「いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)」(深川栄洋監督)の初日舞台あいさつに登場。この日は上映後の舞台あいさつで、キャストの入場時には観客がスタンディングオベーションで出迎え、登壇後もしばらく拍手が鳴りやまず、尾野さんは「こんな経験が日本映画で……こんな経験初めてだったので……」と涙。今の心境を聞かれると、涙で声を詰まらせながら「こうやってご褒美をもらえたことが、今とってもうれしいです」と感動した様子で語った。

 今作を自ら企画し、映画化にこぎつけた向井さんは「たくさん拍手もいただいて、初めての光景でびっくりしていますけど、役者冥利に尽きます。ありがとうございます」と感謝し、「今までやってきてこういう経験が初めてなので。たくさんの方の気持ちに届いたんだな」と感慨深そうに話した。

 映画は、向井さんの祖母・芦村朋子さんの半生記「何日君再来」が原作。向井さんが大学生の時に祖母の手記をパソコンで打ち直し、祖母の卒寿(90歳)にプレゼントするため、家族や親戚と共に自費出版をしたといういきさつがあり、映画化も向井さんが自ら企画。衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井さん)と妻・朋子(尾野さん)が、時代の波に翻弄(ほんろう)されながらも、誇りを失わずに懸命に生きる姿を描く。岸本加世子さん、駿河太郎さん、イッセー尾形さん、今月13日に亡くなった野際陽子さんらも出演している。

 この日の舞台あいさつには、岸本さん、駿河さん、成田偉心さん、脚本を担当した山本むつみさん、深川監督も出席した。

20 Comments

  1. 良い映画でしたよ。
    最初は「ん?」でしたけど
    最後は涙が頬をつたいました。

  2. 「時間に限りがあるんで」
    たしかにそうだけど、なんかショックな一言だった。

  3. 役者さんは特に見える形で賞賛とかされないだろうから余計うれしいだろうね

  4. MCの方が突然、声が大きくなるのが気になりますが良い上映会ですね。レンタルで見ようかな、。尾野さん可愛い。

  5. この映画見なかったから見たいな〜。
    💦ハングリーのヒロインが尾野真千子だったら向井理と付き合ってたかもしれないね!?

  6. 間違いなく時代を代表する女優ですね。
    劇中の人物に成りきっている、もう演技ではない。

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