妻・美佐子(麻生久美子)は事故で帰らぬ人となってしまい、未だ悲しみが癒えないヤス。ある夜、照雲の父である海雲(麿赤兒)に、「わしみたいなもんは生まれてこんかったらよかったんじゃ」と、ぶつけようのない悲しみを吐露する。それを聞いた海雲は、雪の降る瀬戸内の夜の海へ、ヤスとアキラ、そして照雲を連れてきたー。

「海は、なんぼ雪が降っても、知らん顔して黙って呑み込んどるわ。アキラに悲しみを降らすな。ヤス、お前は海になれ。お前は海にならんといけん」

父・ヤスが息子・アキラと共に生きてゆく決心をする、感涙必至の名シーン。

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阿部 寛×北村匠海 親子の不滅の絆を描く“家族の物語”
映画『とんび』4月8日(金)全国公開!
主題歌は ゆず「風信子」 !

幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松 清による不朽の名作小説「とんび」。今この時代にこそ届けたいと、初映画化が実現。
主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部 寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する北村匠海。さらに、多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた監督・瀬々敬久の元に、薬師丸ひろ子、杏、安田 顕、大島優子、麻生久美子、他豪華キャストが集結。これは、古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる、今、そして未来へ繋がる家族の絆の物語。

【STORY】
昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者で働くヤス(阿部 寛)は、今日も元気にオート三輪を暴走させていた。愛妻・美佐子(麻生久美子)の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子(薬師丸ひろ子)や幼馴染の照雲(安田 顕)に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けるということはこの上ない幸せだった。遂に息子・アキラ(北村匠海)が誕生し「とんびが鷹を生んだ」と皆口々に騒ぎ立てた。しかしようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。こうして、父子二人きりの生活が始まる。母の死を理解できないアキラに、自分を責めるヤス。和尚の海雲(麿 赤兒)は、アキラに皆が母親代わりなってやると説き、雪が降っても黙って呑み込む広い海のようにアキラに悲しみを降り積もらすな―「お前は海になれ」と、ヤスに叱咤激励するのであった。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間達に助けられながら、我が子の幸せだけを願い、不器用にも愛し育て続けた。そんなある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をついた──。

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映画『#とんび』2022年4月8日(金)全国公開
主演:#阿部寛
出演:#北村匠海 #杏 #安田顕 #大島優子
#麿赤兒 #麻生久美子 / #薬師丸ひろ子 ほか
原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:港 岳彦  音楽:村松崇継
主題歌:#ゆず「風信子」

■公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/
■公式Twitter:https://twitter.com/tonbi_movie
■公式Instagram:https://www.instagram.com/tonbi_movie/
■公式Facebook:https://www.facebook.com/Kadokawaeigajp

#映画とんび

26 Comments

  1. 昨日観てきました!阿部寛さんの演技がヤスさん像にぴったりはまっててすごく良かったです!!映画であんなに号泣したのいつぶりだろう、というぐらいボロボロ泣いてました笑 もっと多くの人に見てほしいな…
    ドラマは観たことがないので観てみたいな

  2. これはヤスに、対してのセリフなんだってなった瞬間に泣けた。

  3. TBSドラマとんびの役者陣があんまり適役すぎて、福山の主題歌も合ってたので、どうしても比較してしまう。海のシーンもドラマがあまりに良すぎたんで、自分はやっぱドラマのほうがい〜な。

  4. 多分ネタバレ

    あきらが大きくなって、雪降った日に義理の息子の背中をさすった時このシーンと重なってめっちゃ感動しちゃった……

  5. いいシーンですよね。
    あまりなく演技をしない、阿部さんが泣いてるのを見るともらい泣きです

  6. 「その寒さを背負うゆうことが、お前にとっての生きるということなんじゃ」
    みんな、俺達もそれぞれにある寒さを背負って生きていこうぜ

  7. 覚悟するという事を教えてくれています。
    ドラマでもこのシーンでは涙が止まりませんでしたが、映画でも声が出てしまうほど涙が出ました。私にはキャスティング云々を越えてしまってる場面です。
    私はよっぽどの事がない限り映画館に足を運ぶ事が無い人間ですが、このシーンの音楽や音響、周りの啜り泣く音すら効果音となっていて、もう一度映画館に行こうかなと思っています。
    よっぽどの作品という事です。

  8. 久しぶりに映画観たんですが、この映画(とんび)最高に良かったです😌💓初めから最後まで涙😢ポロポロで泣かされました😁阿部寛さんの演技に感動涙😢が止まらなかったです‼️

  9. MOVIX倉敷の最終公演のイベントインタビューのやりとりで、一番感動したシーンは何処でしたかって尋ねられちゃって、ホントのこと言ったらその場でマジでボロ泣きしちゃいそうだったので、またその場にまだ映画を観てないお客さんも結構いらっしゃってネタバレもしそうだったので、ごまかして変な答えになっちゃったけど、この夜の海のシーンも、銭湯♨️で思い遣りのウソをつくシーンも、東京に出るアキラを全力で追っかけるシーンも全部大好きなんですけど、本当は最後の方で御神輿のバランスが崩れた時にアキラがサーっと助けに入ってくれて、今までの思い出が走馬燈のように駆け巡るシーンがあるんですが、本当はそこで自然に涙が溢れてしまい、何度観ても泣いてしまいます。阿部寛さん、瀬々監督、北村匠海さんはじめ、地元で、こんな素晴らしい映画を作ってくださった皆様に感謝です。本当にありがとうございます😭

  10. とんびは原作が秀逸な作品は何度リメイクされても素晴らしい作品になる事を実証してくれた。

  11. 私も母親を知りません。涙が溢れました。今の私が在るのは海のような父がいてくれたから。暖めてくれる人がいてくれたから、本当にこの動画の通りです。辛かったけど、幸せでした。涙が止まりません。

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