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 女優の松雪泰子さんが3月24日、東京都内で行われた主演映画「甘いお酒でうがい」(大九明子監督、4月10日公開)の大ヒット祈願イベントに、共演の黒木華さん、清水尋也さんと共に登場した。

 映画は、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんが、長年コントで演じてきた中年の女性会社員「川嶋佳子」が日記を書いたなら……と想定して書いた同名小説が原作。脚本はじろうさん自ら手がけ、映画「美人が婚活してみたら」に続き大九監督とタッグを組んだ。

 松雪さん演じる40代独身で派遣社員の主人公・川嶋佳子と、清水さん演じる二回り年下の「岡本くん」との恋も描かれるが、清水さんは「相手が松雪さんだと聞いたときに一気に緊張が走りました。マネジャーさんに『松雪泰子さんって言いました?』って聞き返しました」と告白。

 松雪さんが「二回り以上、離れていますもんね」と語ると、清水さんは「恋愛に年齢は関係ないですよ!」ときっぱり。松雪さんは「清水君がすごくナチュラルに、緊張と言っていましたけど、すごく楽しくさせてくれました」と明かした。

 松雪さんは「作品のテーマとじっくり向き合いたいと思ったときにオファーをいただき、『ぜひ』と思いました」と振り返り、少し後ろ向きだがポジティブに生きるヒロインについて「(佳子は)物を大切にして話しかけたりしますけど、自分も掃除をするときに『ありがとう』と言いながら掃除しちゃうので、そういった部分は特に共感できる」と語っていた。

 また、佳子の後輩で同僚の若林ちゃんを演じた黒木さんが、現場での松雪さんについて「意外とおちゃめ。(現場では)一緒に遊んでくれたりする」と明かすと、松雪さんは「人生にはユーモアが大事と思っている」と常に楽しむことを心がけていると説明していた。

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