ゴールデンウィークの5月3日から5日まで行われた「浜松まつり」の人出は255万5000人で、記録の残る2004年以降、過去最多の人出となりました。松本潤さんが差し入れをした「特製弁当」を作った仕出し弁当店には問い合わせが殺到しています。

<松本潤さん>
「騎馬武者行列に参加させていただきます。東京から来た松本潤です」

5月5日、浜松まつりを盛り上げた松本潤さんから粋な計らいが。松本さんが監修し、すべてポケットマネーで賄ったというオリジナル弁当480個が子どもたちに手渡されました。

<松本さんと対面した女性>
Q.なんで泣いちゃったんですか?
「うれしくて。松潤に会えたことがうれしくて」

地元の名産品・ウナギやシラスなどを使ったこの日限定の特製弁当。これを作った仕出し弁当店「竹泉」には、これまでに県内外から100件以上の問い合わせが殺到しているということです。

<竹泉 木俣昭彦社長>
「店まで行けば売ってもらえるのかとか、弁当そのものを送ってもらえないかという問い合わせが多い」

竹泉は特製弁当を今後販売するべく、松本さんが所属するジャニーズ事務所などに確認しているということです。

<竹泉 木俣昭彦社長>
「皆さん期待しているので、できれば皆さんに食べていただきたいと思っています」

<松本潤さん>
「みんなも盛り上がっていくぞ!いざ進め!」

2023年の浜松まつりの人出は、初日の3日が75万7000人、4日が80万1000人、最終日の5日が99万7000人。3日間の人出は255万5000人で記録の残る2004年以降、過去最多となりました。5日に行われた家康公騎馬武者行列には、松本潤さんが参加し、観覧エリアの定員2万2000人を大きく超える68万人が沿道を埋め尽くしました。

<浜松に来たファンの女性たち>
「姫路です」「京都」「東京」「大阪」「大阪」

<京都から訪れたファン>
「(殿の)視線をゲットできるように頑張ります!」

2022年11月、木村拓哉さんが登場した「ぎふ信長まつり」の際は46万人が訪れましたが、今回はそれを大きく上回る人出となりました。松本さんにあやかった限定のお土産には行列が。お目当ては浜松市の春華堂が祭り期間3日間限定で販売した土産「MJデザインのみそまん」。松本潤さんの愛称・MJとMisomanJuをかけたそうです。

<徳島から訪れたファン>
「買えました!」

3日間で700箱を用意しましたが、完売。200箱を追加でオンライン販売しましたが、全国のファンが買い求め、こちらもすぐに完売したということです。

今回の浜松まつり経済面ではどの程度、街を潤したのでしょうか。しんきん経済研究所の神谷裕主席研究員は、東京ディズニーリゾートのパレードが行われた2013年の浜松まつりと今回を比較。この時は約187万人の人出があり、60億円ほどの経済効果があったとされています。

<しんきん経済研究所 神谷裕主席研究員>
「2013年は約7割が(浜松市外からの)来場者の消費による経済波及効果だった。前回と比べて来場者数や観光客が増えたということであれば、トータルの消費金額も増えたのではないかと予測されます」

2013年の人出187万人に対して、今回は70万人ほど多い255万人。今回はアルコール類の販売などが禁止されていたため一概には比較できませんが、2013年の60億円を超える経済効果が見込まれると予想しました。

#LIVEしずおか 5月8日放送

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