今回は日本を代表する映画監督 黒澤明の解説です。

00:00:OP
00:38:数々の助監督が残した逸話
02:37 なにか見せてやろう作品
04:53 なにか言ってやろう作品のハッタリ演出
05:52 監督になるまで
09:50 黒澤明×三船敏郎 最強コンビ
12:24 マルチカム好きだった黒澤明
15:59 脚本作りのシステム
18:12 映画的で視覚的な導入シーン
22:37 セリフが聞き取りにくい?
24:12 監督映画のこの一本!

▽紹介した作品はこちら
姿三四郎
酔いどれ天使
生きる
椿三十郎
天国と地獄
羅生門
蜘蛛巣城
水野十郎左衛門
七人の侍
赤ひげ
驟雨
妻の心
用心棒
隠し峠の三悪人

出演:馬場康夫(株式会社ホイチョイ・プロダクション)
制作・著作:ソニーマーケティング株式会社
制作・編集(OCPX):株式会社クリーク・アンド・リバー社

#黒澤明 #三船敏郎 #映画監督 #映画解説 #昭和映画

27 Comments

  1. 仲代さんは成瀬さんから撮影前に「黒ちゃんとこみたいな芝居しないでね」と念押しされとった言うとるね。

  2. 山本嘉次郎が今の映画界を作ったことが分かりました。
    黒澤と三船がいなかったら、「荒野の用心棒」もない訳だから、次の「ダーティハリー」もないし、クリント・イーストウッドはスターになれてないと思う。監督もできてない。

    「スターウォーズ」にC3POとR2-D2出てなかったら、今ほど人気出てない。

    山本嘉次郎のいない世界って、映画になりますよね。

    あと、成瀬巳喜男が観たい日ってないんですか?
    成瀬の撮った昭和の風景とそこで生きていた人々をどうしようもなく観たい日があっていい、と思う。

  3. いつか岡本喜八監督についても動画を出して欲しいです!!

  4. 成瀬巳喜男の作品が退屈ですか?? 浮雲を見てなんとも思わないですか?
    小津や溝口の作品の理解も理解もないようですし、やはり僕は馬場さんと合わないんだんなぁ。
    もう2度とここのyou tube は見ません。

  5. 『椿三十郎』・・この映画、気持ちいいくらいのご都合主義脚本。ご都合主義だと感じないくらいの手際の良い映画。
    よく、「難しい事考えずに、映画を楽しむと良いよ。」とか言ってくる人がいます。
    「難しい事考えずに楽しめる映画って言うのは椿三十郎のレベルで初めて言えるんだよ。」って返します。
    一度、疑って椿三十郎のストーリーを見直すと、どんだけ都合のいいストーリーなんだよ!って気付かされます。😅

    映画本編の中でも、「・・あっ!そう言えば・・・。」って台詞があって、それがまた伏線になってる。お見事な、ご都合主義。(褒めてます。)

  6. こんばんは。
    私は、悩みましたが、「赤ひげ」ですかね。山崎努と桑野みゆきのエピソード、香川京子さんの鬼気迫る演技、どれも素晴らしいスケールの大きい作品だと思います。

  7. 自分が初めて黒澤明監督の絵コンテを観た時はあまりの素晴らしさに息を飲みました。僕は自分が映画監督になれるとは思ってなかったので絶望感はありませんでしたが「映画監督恐るべし」と思いました。「天国と地獄」の赤の色付けはスピルバーグも「シンドラーリスト」で使ってますね。

  8. なるほど。野村芳太郎の話を聞いて、黒澤と小津が対極にいることがよくわかった。
    音については、改良版の七人の侍をみたことがあり、セリフがはっきり聞こえたw

  9. 遂にきた!黒澤監督の動画、めちゃくちゃ面白かったです!特に小国氏、成瀬監督のエピソード、面白かったです。馬場さん的には椿三十郎がお勧めに入るだろーなーと、思ってたらやっぱりそうだった🎉自分は黒澤監督の映画見るたび、昔のロシアの映画にすごい影響受けてるんでは?と思う事がしばしばあり、エイゼンシュテインのイワン雷帝とか三船敏郎見てると彷彿させる時があります。にしても、いろんなエピソード聞けて楽しかったです!

  10. 件の『赤い煙』のシーンは、後年のシンドラーのリストの『赤いコートの少女』で思い起されますが、その意味と扱いは全く異なるように感じます。映画基礎としてご教授ください。

  11. いつも楽しく拝見しております。黒澤明監督は、場面場面で決して人物を重ねないで前後に配置しながら綺麗に並べるんですよね。『椿三十郎』の“金魚の糞”の場面が良い例です。これは画家だった名残だと思います。

  12. 拝啓馬場様  こんなに早くリクエストに応えていただきありがとうございます♪
    黒澤明フリークの私も、初心者に「椿三十郎」を貴兄と全く同じ理由で推しております。
    黒澤明を紹介するエピソードのチョイスも実に的を射ているなと、大変感心させていただきました。
    これから黒澤明を紹介させてもらうときには、この動画をを見ていただくようにさせていただきます。
    重ね重ねありがとうございました😊

  13. 大好きな成瀬巳喜男監督作品を死ぬほど退屈で見る価値なしとこき下ろされてショックですわ。

  14. 近年の娯楽作品と同じ尺度で観ると黒澤明作品よりも成瀬巳喜男作品は退屈、と言う評価になってしまうんですかね。。。
    個人的には黒澤作品よりリズムが良くて面白いと思っているのですが。。

  15. 22:37
    >役者が何言ってるかわらず頓挫した

    2016年版の4Kデジタルリマスター『七人の侍』は音の修復もうまくいってて、特に三船の声もちゃんと聴き取れるようになっています。
    それにソフトで見る場合は日本語字幕をつければ良いですし。東宝発売版は日本語字幕もあります。

  16. 黒澤映画は全作品観ていますが、「七人」「椿」「隠し砦」「天国」等はいずれも最高傑作に異論は無いのですが、
    「悪い奴ほどよく眠る」はあまり取り上げられないですね・・・
    個人的には目的を果たした直後のバッドエンドな終わり方で好きなのですが・・・

  17. 黒澤監督の映画作品を観るときは、作品を通じて監督のお考えに触れたいと思うので、黒澤監督御自身が「見せたい」とか「言いたい」とか思って映画を撮っているなどあまり意識したことありません。
    黒澤監督のパンフォーカスの映像を観る度、「私はまだまだ自分の仕事の全部を見れていないなぁ。」と感じます。仕事をしたことがある人なら分かってくれると思いますが、曖昧さや妥協が一切ない仕事を変えすることが如何に難しいか。
    なお、テレビの刑事ドラマを観ていると、「野良犬」や「天国と地獄」のエピソードや設定の借用が多いなぁと思うのですが、このような物語のフォーマットを幾つも作り出したという点だけをとっても黒澤監督の偉大さを感じます。

  18. 酔いどれ天使のスチールは今はどうか知りませんが(かつて芸能関係の仕事をしていたので)東宝撮影所玄関に誇らしげに飾ってありました。切なそうに振り返る表情がセクシーすぎて。
    ところで黒澤はヤクザ嫌いなのに三船が素晴らしく観客から黒澤の思惑と逆に人気出た話は有名ですが、我らが先輩山崎努さんが天国と地獄でも最後の短いシーンだけで犯人の気持ちを見事に表現してやはり黒澤の寧ろ嫌いな人物の人気を出しちゃった事がありました。山崎さんはあれで赤ひげでとっても良い人の役をもらうんですけどご本人曰く「良い役なんだけど嫌いだ」っておっしゃってて笑っちゃった事がありました。

    野良犬の木村功にもその雰囲気あるけど当時の人気どうだったのかなぁ?

    ともあれ、椿三十郎は文句なしです❗️

  19. あんまり話題にならないけど、白痴は好きな一本です。森雅之の演技に魅了されたのもありますが、なんか引っかかる一本です。ちなみに原作にチャレンジしましたがこちらはあえなく挫折です

  20. 付けている時計はスウォッチですね。親しみを感じます。

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