『あぶない刑事』(あぶないデカ)は、1986年10月から1987年9月にかけて日本テレビ系列で放送された連続テレビドラマ。その後、翌年にはテレビシリーズ第2作『もっとあぶない刑事』が放送された他、映画、テレビスペシャルといったシリーズ展開も行われた。「あぶデカ」または「あぶ刑事」という略称も用いられている。
概要
再開発を間近に控えた横浜を舞台に、神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ。
ガンプレイや格闘戦などのアクションシーンに加えて、トレンディドラマを思わせる軽妙な演出や、都会的なファッション性などを前面に出した作風が特徴。若年層を中心に社会現象的なヒットとなり[1]、足掛け30年にわたって劇場映画などのシリーズ展開が行われた。
テレビシリーズは基本的に一話完結型であるが、シリーズの横軸として、広域暴力団「銀星会」との抗争も描かれている(後述)。各回につけられるサブタイトルは必ず二字熟語となっている。