フランスのカンヌ国際映画祭で、俳優の役所広司さんが男優賞を受賞しました。是枝裕和監督の最新作は脚本賞を受賞しています。

審査員
「男優賞の受賞者は、コウジヤクショ」

カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した役所広司さん。関係者とハイタッチで喜び合いました。

役所広司さん
「これもらって帰ります」

役所さんが主演を務めた映画「パーフェクトデイズ」は、東京・渋谷にある公衆トイレの清掃員の日々を描いた物語で、世界的に有名なドイツのヴィム・ヴェンダース監督の作品です。

日本人の男優賞受賞は当時14歳だった柳楽優弥さん以来、19年ぶり2人目です。

役所広司さん
「(審査員が)コウジヤクショと言ったときに、『あーなんだ、もらったのか』とびっくりしちゃいました。やっと柳楽くんに追いついたかな」

また、是枝監督の最新作「怪物」で脚本を手掛けた坂元裕二さんが脚本賞を受賞しました。

「怪物」は小学校で起きたある事件をシングルマザー、教師、子どもの視点から描き、「怪物」とは何なのかを問いかける物語です。

坂元さんは「この脚本はたったひとりの孤独な人のために書きました。それが評価されて感無量です」とコメントしています。

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12 Comments

  1. さあ日本政府は困ってるぞ。役所広司におめでとうと言ったら、憎い是枝映画をも祝福しなくちゃならん。是枝裕和無視!を貫くなら「へ? カンヌ? 何それ。カネになるの? 電通もうかるの?」でだんまり。

  2. 海外の芸能は観客も審査員も確かな目をもち成熟しているが故の評価でしょう。
    日本国内の、やれ家○どうする?とかキム○クばっかりなどの何が上手いのかちっとも理解できない演技じゃ世界には通用しませんって。

  3. 映画祭はなんでもそうだけど、一日5本くらい映画見る生活を2週間続けるという「祭り」なので、観客にとっちゃ誰が受賞したかはあんまり意味ないよな。
    そんなもの見ずに、爆睡した方がいいっすよ。

  4. よく、三船敏郎みたいな大俳優はおらんとご老人はいうが、なんか役所さん、ぜんぜん三船さんに並んだかんじ。ちゃんと21世紀にいい俳優がいて、かつ評価してくれる人もいてよかった。

  5. 役所さんは長崎県諫早の出身ですよね。多分。僕の叔母が彼の若いころのことを知っていた。郷土の埃、おっと誇りだ。おめでとうございます。👏。

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