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フルコンタクトKARATEマガジンvol.89にて、主催者の浜井師範が次回大会の展望を話します。
第2回極真護身空手道全日本選手権大会
日時 2023年5月21日
会場 大田区総合体育館
主催 一般社団法人世界極真護身空手道連盟
フルコンタクトKARATEマガジンvol.88 記事補足動画
①決勝
②3位決定戦
③一回戦から準決勝まで(全試合)
◇一般社団法人世界極真護身空手道連盟
代表理事 浜井識安 からのメッセージ
※今後についての方針などはフルコンタクトKARATEマガジンvol.89にて発表いたします。
5/21
どうしても伝えたいことは、極真護身空手道ルールは、すべての打撃系格闘技のセカンドルールになり得るルールであるということです。
それぞれの打撃格闘技のルール、ファーストルールを変える必要は全くないのです。
稽古も試合もファーストルールを継続すれば良いのです。
ただ全打撃格闘技のセカンドルールとして、他流試合を実施できる超安全でしかも超実戦的なルールだと知ってもらいたいのです。
欠点があるとすれば、まだ肘打ち、頭突きを安全にできるプロテクターが完成していないということです。
現在、懸命に開発中でこれができれば、すべての打撃OKの完璧な打撃格闘技の他流試合専用ルールになるはずです。
5/22
第2回全日本極真護身空手道選手権大会を終えて
50年間極真空手の師範で活動してきた私にとって、非常にショックな結果でした。
優勝した選手がキックのチャンピオンであり、さらには何と3人もの硬式空手、防具空手の選手、久我選手、小林選手、竹下選手がベスト4に入ったのでした。
まさに硬式空手防具空手の強さが際立った結果となったのです。(続く)
5/23
極真フルコン空手系はベスト8に2人中島選手・山本選手(前回第1回全日本極真護身空手道選手権大会準優勝)しか入れないという結果だったのです。
あとベスト8には元空道の押木選手が1名と硬式空手防具空手の吉田理玖選手(前回4位)でした。(続く)
5/24
しかも硬式空手の重量級の2人の選手は矢吹選手体重92kgと久我選手101kg(当日は110kg)にもかかわらず、スピードある連打で2人のプロレスラーを粉砕してしまいました。
最近、護身空手のルール研究のため、硬式空手はもちろん日本拳法や空道の試合を最近観に行った私にも極真の苦戦はある程度予想していましたが、これほどの苦戦となるとは思っていませんでした。(続く)
5/25
決勝では70キロ台のキックボクサーが、強力な連打とスピードのある110キロを下して優勝しました。いくらパワーやスピード、スタミナというフィジカルに優れた重量級の選手も、一瞬でも油断すればより速い金的攻撃と顔面打撃のコンビネーションに負けてしまうという当たり前の結果となりました。(続く)
5/26
誤解している人がいるのでもう一度説明します。
単なるスポーツとは異なり、真の武道や護身空手は慣れているとか慣れてないとかは関係なく、やったことないという危機に直面した時に使えるのが、武道空手であり、護身空手です。
スポーツなら、慣れているルールで、肉体も技術も万全を期して調整して出場するものですから、武道や護身の危機管理とは全く異なるのです。
つまり護身空手道ルールはいくら安全でゲーム性が高いとしても、真剣な武道ルールであり、スポーツルールでない観点から作られているのです。
もちろんスポーツとしてこの護身空手道選手権大会に参加している選手も多いことも理解しています。選手の思いと私の思いは異なっていても、私はこの護身空手道ルールは武道や護身の観点からルールを作っているのは事実なのです。この点をご理解ください。
5/31
試合スタイルに関して、様々なご意見がありますが、実際にドラグローブを経験していただくと、このルールの面白さ、護身に関する技術に理解が深まると思います。
また一流の選手が護身ルールで争うとどのような形になるのか? 実験的な意味合いもあります。
引き続き、貴重なご意見をお待ちしております。(続く)
6/1
今のままでは極真空手は、この護身空手道ルールで闘うと負けが続く可能性があります。今後も危機的な状況は続くと考えられます。(続く)
6/2
最近、護身空手のルール研究のため、硬式空手、日本拳法、空道の試合を観に行った私にも極真の苦戦はある程度予想できましたが、これほどの苦戦となるとは思っていませんでした。
私も40年以上前の硬式空手参戦で勝利した記憶があり、まだまだ極真にはフィジカルでの強みがあると考えていたのですが、結果は…。(続く)
6/3
40年以上前、私が極真会館石川県支部長として、硬式空手の原点である第1回全日本硬式空手道選手権大会に4名の石川県支部の弟子を参加させて、準優勝水口敏夫、3位増田章、ベスト8奥村和之の3人が入賞するという快挙を達成できました。
何故その様な結果を出せたのか? 皆さんはどう思われますか?
6/4
それは当時、極真の全日本も間合いが今より遠く、加えて一橋大学松濤館空手2段の私も含めて寸止め伝統空手の経験者である選手もいたために、すぐに適応できた結果だと思います。
今でも私と懇意にしている樫見ボクシングジムにも顔面打撃に慣れるために全員が稽古に行きました。その様な事前準備の結果、この様な極真の勝利がもたらされたのです。
40年前の勝利を今回の第2回全日本護身空手道選手権大会で完全にリベンジされた様な気分になりました。
6/10
在のフルコンタクト空手界の中では、明らかに保守的になってしまっていると感じます。
簡単に言えば、「慣れたことしかやりたくない」という、至極当然な反応です。
もしやるとしても、フルコンタクト空手を離れてキックボクサーやMMAの選手になって転向し、空手家を辞めてしまうのです。
単なるスポーツとは異なり、真の武道や護身空手は慣れているとか慣れてないとかは関係なく、やったことないという危機に直面した時に使えるのが、武道空手であり、護身空手なのです。
27 Comments
真護身空手道のグローブが大きすぎでガードしづらいようで、ほぼノーガードの人多数、パンチを振りましてしまっている。悪いクセがつきそうだよね。重さはどうなんですかね?
ポイント基準も見てて何だかよくわからないし。
結論:この空手は普及しないだろうね。この試合を見たいって人はいないだろ面白くないし。
フルコン見てるより面白かったな。
39番の硬式の石沢選手?の戦い方が興味深くて次は棄権だったから巻き戻して見たら浜井師範が「グローブ小さくして正解だったよ。前回は大きくて云々」と雑談している声が入ってました。
まだ2回だし浜井師範のことだから都度改良されていくでしょう。っていうか、これで稽古やりたいな。
中段回し蹴りを受ける際に握ったグローブを離してしまい負けた選手気の毒だったな。
ランディ選手の相手の人は何者?その後の試合もえげつない回し蹴りとかだしたり硬式だけじゃないでしょ。
まだ競技として初期だから、フルコンの選手が顔面に対応できないように日本拳法の選手がローキック無反応でもらっていたり、硬式の選手が中段蹴りでポイント取るための声をだしていたり、キックの人が金的に惑っていたり、初期アルアルの文化のごった煮状態がまた面白いですね。
グローブデカくしたら逆に脳への影響怖そうですね。アマ修斗と同じようにヘッドギア、レガース、MMAグローブでいいのでは?
金的有りのルールだから不用意に前へ出られない。最後まで両選手共気を抜けない緊張感を持って戦ってます。今までのフルコンとは一味も二味も違います。実行力有る浜井先生の人生最後の挑戦です。
ダメだこりゃ。つまらないうえに到底、実戦的とは思えない。金的・目突きありなら革命的に技術が変わると思うが、こんなキックやフルコン空手のできそこないみたいな戦い方にはならないだろう。同日のJFKOのレベルの高さが際立つ
腕を下げてかまえられると相手は間合いが取れない、分からない。
刃物を持つた人間には、極めて有効。
やったことのない人間は、分からい。
極めて実践的、驚いた。
今回は硬式空手の強さが目立った大会になりました。
フルコンの接近戦、フィジカル頼みの欠点があからさまになってしまっています。
顔面跳び込み突きも金的跳び込み蹴りもないフィジカル偏重の欠点が明らかになったのです。
私は極真の人間ですから、これをキッカケと言うか、この現実を率直に受け止め、対応策を考えなければいけないと痛感しています。
40年以上前、水口・増田・奥村・香林君など極真石川県支部で第1回硬式空手道選手権大会で何とベスト8🦺に3人も入賞。
黒人選手のマークコールマンが優勝、水口増田は準優勝・3位、奥村ベスト8という成績を上げ、硬式空手に関しては極真選手はそれほど苦労なく対応できると過信した私の失敗だと思います。
当時はまだ極真フルコン空手の試合も間合いが遠かった。しかし今は完全な接近戦です。
つまり実戦から遠くなってしまったのです。
今後どう対応していくか、しばらく頭を悩まさなくてはならないと思います。
グローブがどうにもダメだろ
振り回してるやん
どんどん子供の喧嘩みたいに見えてしまう
グローブがでかすぎてグローブで防御してるやん。手をぶらりと下げてる人がいるけどさ、「護身」を謳ってるのに目突きはガン無視か。金的ありというならなんらかの方法で目突きも考慮すべきでしょ。結局、グローブと金的を利用したスポーツ的な戦い方になってて少しも護身的ではない。
何でこんなにグローブがでっかいの?実際の護身において、わざわざこんなでっかいグロープを取り出して身に着けるの?試合が開始されるまで、誰も疑問に思わなかったの?
ルールが曖昧なのか?競技胴衣も統一されてないのか?
40:45 ランディ、1:47:52 内田ノボル、プロレスラーの弱さよ。しかし、このグローブはよくない。クッション性が高いのはわかるが、その分、力を込めて打ち抜いているため運動量が大きい。これが頭に入ったらグローブより危険だよ。ランディのダメージを見ていると危ないのがわかる。
どこが護身?グローブで護身www
空手じゃなく ボクシングだろう
極真?
ランディ選手の試合すんごいね•••。
正直、フルコンの試合より面白い。
そして硬式空手の選手が上位を締めたんですね。
相手選手の道場のチャンネル見たけど、硬式空手って強いね。面白い。
今までほとんど知りませんでした。
デカい大会は一般の試合しか載せない所多いけど、子供の試合も載せてるから親は嬉しいね。
観客からすると、顔面有の方が面白く感じる。
プロレスラーの名誉のために言うと、本当のプロレスラーは格闘技の興行に出ないし、自社の興行で忙しい。
面白かった、の一言です
斉藤、押木、宮原の3選手が印象に残ったのですが今大会の3強ではないでしょうか
宮原選手はもう一度戦ったら斉藤選手に負けないかも知れません
いずれもキックスタイルでムエタイ最強説(藤原敏男引退迄の時代)の自分的に好ましい戦い方でした
今回の硬式空手の選手たちは何度やっても斉藤選手に勝てない気がします
斉藤選手は今大会で群を抜いてましたし評価されるべきでしょう
当て勘も抜群でとにかく隙無し
このルールのスパーも大してやってないはずなのに誰よりもルールに適応
そしてルールを利用した非実践的な戦い方もしません
(キックの底力を見せつけました)
前大会上位の山本選手が初戦から苦戦してましたが、前回よりかなりレベルが上がってるのではと思います
ですが大きなグローブの利点を最大限活かして戦ってる選手もいるのでルールの改正は必要でしょう
(例えば遠い間合いから突進しつつ高速パンチを連打し密着したらクリンチ膠着の掛け逃げ防止策等)
吉田理選手と準優勝者の試合、あれはレフリー陣が試合を捌けてませんでしたし両選手気の毒でした
金的が先に入った吉田選手の勝利でしょう
防具が無ければ効いてると言う前提での技ありなのでは?
なのでほぼ同時であろうと先に金的を蹴った選手の勝利では無いかと
前大会、そして(優勝は逃しましたが)今大会は硬式空手が他の選手よりもルールへ適応出来てた故の上位入賞かなと
硬式空手の一部の選手がキック参戦してる事も今回知りましたが、結局はキックルールをやり込んでしっかりと勝ててる選手(かつ体軸の強さは必須)がこの護身ルールで勝つのでは
空道の上位選手が出て来たらすぐに優勝争いしそうです(ただし投げの強い選手ではなく打撃系選手)
逆にキックで常勝出来ない空手の選手では護身ルールでは勝てないのでは
かと言って空手の選手がキックばかり練習して試合でルールに順応した場合、その時はもうキックの選手と言うべきだと思います(苦笑)
キックの当て勘を掴んでキックルールでの攻防にしっかり適応した時にはフルコン時代の数倍強くなってるはずです
フルコン選手がフルコンのまま(キックやボクシングに出稽古したりしない状態で)このルールで勝つためには八巻、増田レベルのパワーのある選手で無いと難しいのではと思いました
間合いを支配出来る塚本選手なら蹴りのみで勝てるかも知れませんが
いずれにしても遠間から当てれるキックの蹴りの方が金的ルールには有効です
この競技ルールで、五輪種目だった寸止めルールの日本上位選手と今回の斉藤選手たちとが戦ったらどうなるかと考えるとワクワクします
そしてフルコン、キック、寸止め(五輪派)が試合で交流出来る素晴らしいルールかと
複数ある団体がこのルールで試合をして日本の統一王者を決めるシステムにすれば、遠のいた空手の五輪種目入りも少しは見えて来るのでは無いでしょうか
(勿論ルールの整備は必要でしょう。とは言えまだ2回目ですから)
年に一度でなく3ヶ月に一度くらいトップ選手が集まって交流するシステムが作れれば更に進化(レベルもルールもレフリングも)するでしょう
極真同士の試合は面白いですね。
素朴な疑問だけど、一般的なフルコンの黒帯って
組手試合の中で上段突きを使って闘えるの?
😊( グローブは技の形を崩すから論外。)
なんや!この子供のおもちゃで売っているドデカイグローブは!
更に、この組織の創設者は、『護身』の意味をはき違えているよね!
本来の『護身』と言うのは、相手を怪我させる攻撃(暴行罪)(傷害罪)にならないための回避術だからね!
何でもかんでも『空手』とか『護身』とか付けてほしくいないですよね!
この試合のどこが『空手』ですか?
小学生の喧嘩ですか?
せめて、拳サポでやれや!
極真松井派のI.K.Oセミコンタクト、正道会館のフルコンPlus、IBMA極真(増田章)のTSヒッティング、そしてこの護身空手と、フルコンが顔面導入するといずれも「顔面ありポイント制」になるのが興味深いな。キック路線と大道塾路線を避けようとするとこうするしかないんだろうけど、ルール的に硬式空手の独壇場になるよね。
いずれにせよ硬式空手の実戦性はもっと評価されてもいい気がする。
空手の大会なら道着を着て下さい。
空手版スポーツチャンバラの印象
試合全体は面白かったし、新たな試みも評価できますが、グローブがでかすぎて、ちょっと空手じゃないですよね。
あと、主審が裁定を下した後に、最高審判長の権限で再試合って(-_-;)
ものいいつけるなら、審判長が裁定下す前ですよね!ありえないです。