俳優の錦戸亮(38)が26日、都内で行われたNetflixシリーズ『離婚しようよ』の配信開始記念イベントに登壇した。

 錦戸は、色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティスト・加納恭二役を演じた。この日も色気があふれんばかりだった錦戸は「きょうは、お越しいただき、ありがとうございます。こういう場がすごく久しぶりで。ちょっと緊張しておりますが、楽しんで終われたら。皆さんも楽しんでいってください」と笑顔で呼びかた。

 また、自身の役どころについては「役の説明も特殊。どうやればいいのか、と思いながら手探りで」と演じたそう。普段の自身に加納のような一面があるか、MCを務めたTBSの田村真子アナウンサーから問われると錦戸は「そういう一面があるって、こういうところで堂々と言う男はどう思います?」と返答。錦戸は「あれぐらい自分が信じるものに突き進める強さは憧れる。でも、僕はあんなに堂々と生きられたもんじゃない」と笑っていた。

 松坂桃李、仲里依紗が出演し、脚本は宮藤官九郎と大石静氏が交換日記のように、交互に脚本を書き継いでいくスタイルによるオリジナルストーリーとなる。気持ちはすでに冷めきったものの、それぞれの事情ですぐには離婚できない夫婦のすれ違いを描くコメディー。松坂が演じるのは、女性にだらしなく能天気、世間知らずのまま育った愛媛の三世議員・東海林大志。病死した父の地盤を継いで衆議院議員に初当選。当初はイケメン三世議員として好スタートを切るも、全く活躍できず、「議員になったので、早くスッポンが食べたいです」「先生、ポスターと顔違いますよね」といった、ある意味素直(?)な失言や迷言を繰り返し、人気は凋落。

 おまけに、5年前に撮られた女子アナとの不倫を野党が週刊誌にリーク、当選直後に密会&路チュー写真が掲載され、結婚5年目となる妻、国民的人気女優のゆい(仲)とも完全に冷めきった関係に。互いが離婚を決意し、ともに離婚に向けての共同戦線を張っていくことになる。

 イベントには、松坂、仲、板谷由夏、山本耕史、古田新太、宮藤氏、大石氏も参加した。

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