8月11日、12日、代々木第一体育館にて「EBiDAN THE LIVE UNIVERSE 2023」が行われた。2日間、3公演にわたり異なるテーマで開催された熱狂のライブの模様をレポートする。
テーマは1公演目がLove&Communication、2公演がLove&Cool、3公演目がLove&Sweetだ。テーマがより反映されていたのはライブ前半戦。
全グループ揃って「Stage of the Universe」を披露したあと、リョウガ、HAYATO、ジャン海渡が会場とのコール&レスポンスで盛り上げ、早速トップバッターのグループのステージがスタート。
前半ブロックでは各グループ日替わりで曲を披露した。3公演まとめて各グループの披露曲を紹介する。
最初に登場したのは今年の4月にデビューしたばかりのLienel。
デビュー配信シングル「Love Communication」をフレッシュに披露。こんなにライブのテーマにぴったりなことがあるだろうか。
2公演目ではテンション高めに「Neo Romantic」。ハードなダンスを見せると同時に、それぞれがカメラで抜かれるシーンではクールな表情を見せ、大きな歓声を受けた。
3公演目では「Summer Boy! Summer Girl!」と夏らしい楽曲を。メンバーがタオルを回し、ファンはペンライトを回し、トップバッターとしてしっかり会場を盛り上げた。
続いてデビューを控えているICEx。ICExは3公演を通じて「CANDY」を。広い代々木体育館のセンターステージで、緊張した面持ちを見せつつもパフォーマンス。キュートだったかと思えば、クールな表情も見せ、客席を沸かせた。
BUDDiiSは1公演目では「YO HO」。夏のテンションをあげてくれるようなゴキゲンなナンバーだ。温まりつつある会場の温度をよりあげていく。
2公演目は「最高にクールな曲を持ってきました」というFUMINORIの言葉どおり、大人の魅力が感じられる「BEAST2」。FUMINORIがサングラスを下げ、会場にアピール、SHOOTが力強い眼差しを向けた。
そして3公演目、Love&Sweet、BUDDiiSの可愛い楽曲といえば「The One」。
かわいさ爆発なのはもちろん、この曲の聴きどころは毎回変わるセリフ部分だ。
「会えてめっちゃ嬉しいー! 出会えたのって運命だと思うからひとつ言わせて。これからこの先も……ずっと一緒にいて」と最年長のFUMINORIが最強にスイーツにキメた。
センターステージにパフォーマンスを繰り広げたのは活動を制限していた杢代和人も加えた久しぶりに7人でのパフォーマンスとなった原因は自分にある。だ。1公演目、テンションをぶちあげるのにはぴったりな「GOD 釈迦にHip-Hop」をあふれんばかりの笑顔で。
曲終わりに杢代は「待っててくれてありがとう!」と会場に向かって呼びかけ、今日から7人での活動再開を宣言し、大歓声を浴びた。
2公演目では「無限シニシズム」を。桜木がワイルドな笑みで歓声を浴び、難易度の高いダンスを展開、エネルギッシュなパフォーマンスを見せた。
3公演目ではミュージカルのような「魔法をかけて」。振りもキュートだが、メンバーのニコニコな表情が印象的だった。