林遣都、モンゴルでの撮影は「自分の気持ちをよりこの作品の世界に入っていきやすくさせてくれた」『VIVANT』
日曜劇場『VIVANT』(TBS系 毎週日曜 午後9時)の第9話(9月10日放送)を前に、憂助(堺雅人)の父親・乃木卓役の林遣都へのインタビューが到着した。

本作は、『半沢直樹』をはじめ数々の大ヒットドラマを世に送り出してきた福澤克雄が原作・演出を手掛ける最新作。主演の堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司という全員主役級、日曜劇場史上最も豪華な主要キャスト陣をはじめ、総勢42人の豪華俳優陣が出演する。
9月3日放送の第8話で、テントはテロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。そんな中、ベキ(役所)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺)を働かせるようにと指示を出す。

9月10日放送の第9話では、ベキのもと、協力体制を敷くことになった“宿命の兄弟”。そして乃木が知ることとなる、父・ベキの過去と、テント誕生の秘密とは。
林遣都 インタビュー。
役作りで意識されていたこと教えてください。

役所さんの若い頃を演じるという責任感がありますし、役所さん演じるノゴーン・ベキが過去にどんな体験をしたのか、その時にどんな感情を抱いたのか、とにかくそこにフォーカスをあてました。よりその感情に説得力を持たせないといけないと、自分の中で常にハードルを上げた状態で演じていました。
“テント”という組織を立ち上げた男の生き様を表現するために、1つひとつのシーンに覚悟を持って挑みました。
福澤(克雄)監督とはどんなお話をされましたか?

以前、『ドラゴン桜』に出演させていただいて以来、僕は監督に魅了されていました。でも今回、衣装合わせで監督とお会いした時は、「頼むよ」の一言だけで(笑)。お芝居をする上では、僕がやりたいことをすべてやらせてくれて、監督からは“とにかく役を生き抜いてくれ”というメッセージをいつも感じています。
福澤組はスタッフの皆さんも、福澤イズムを受け継いでいる方たちばかりで、常にその雰囲気が現場に流れています。日本で俳優をやらせていただいていて、『VIVANT』のような作品に参加できたことを本当にうれしく思っています。
モンゴルロケで印象に残っているエピソードをお聞かせください。

1シーン1カットを時間をかけて丁寧に撮る現場で、滅多にできない経験をさせていただきました。撮影する環境が日本に比べて過酷な場所が多かったのですが、やればやるほど、生き生きしていくスタッフさんたちの表情を見て、やはり福澤監督のチームは飛び抜けているという印象を持ちました。そして、この人たちでないと撮れない映像、この人たちでないと作れない作品だと感じました。
僕の役は心情として、とても苦しい立場なのですが、モンゴルという環境が自分の気持ちをよりこの作品の世界に入っていきやすくさせてくれたと感じています。体もいい具合に疲弊していって、普段では簡単には作れない表現をすることができました。役の感情をどういうふうに演じようかなどと、気持ちを作っていかなくても、撮影が始まると自然に心が追いついてくるという感覚。登場人物たちが経験していることに近いことを体験させてくれる現場でした。
視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

僕の周りもみんなが『VIVANT』のストーリー展開に驚いています。家族や友達にいろいろと聞かれるのですが、内容は言えなくて(笑)。僕も実際に放送を観て、ワクワクして観ている立場。日本でこんなTVドラマが観られるのだという、高揚感を楽しんでいます。『VIVANT』は観ないともったいないですよ。そこにつきると思います。
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