イギリスのスナク首相は、親パレスチナデモについての発言が物議を醸していたブラバマン内相を解任、この人事にからみ、キャメロン元首相を7年ぶりに政界に復帰させ、外相に起用します。

イギリス首相官邸は、13日、ブラバマン内相の解任と、後任にクレバリー外相をあてることを発表しました。

ブラバマン氏は、歯に衣着せぬ発言でたびたび物議を醸していましたが、最近では、▼中東情勢を受けて、ロンドンなどで頻発しているイスラエルへの抗議デモを「ヘイト行進」と表現したり、▼ロンドン警視庁が「親パレスチナ派の暴徒をほとんど黙認している」などと批判したりする発言が「対立を煽っている」として、各方面から非難されていました。

また、クレバリー外相の後任には、キャメロン元首相が起用されることも発表されました。

キャメロン氏は首相時代の2016年、EU離脱の是非を問う国民投票の実施に踏み切り、残留を訴えたものの敗北して引責辞任。その後、議員も辞職していて、今回、7年ぶりの政界復帰となります。

キャメロン氏はSNSで、EU離脱派だったスナク首相について「個々の判断には同意できないものもあるが、有能な首相であることは明らかだ」とした上で、「6年間の自分の首相としての経験が役立つことを願っている」などとコメントしています。

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19 Comments

  1. キャメロンって政界引退して今は民間人だろ、日本じゃありえない人事だな。

  2. ブラバマンの方が思い切りヘイトって感じだな、我が国同様に人材欠乏に苦しんでいるな、

  3. まあ一方の抗議を抑え込んだら危ないしなぁ…特にパレスチナ側はデモを抑え込むと火種にしかならん。

  4. キャメロンのパナマ文書の件を一切触れないのは、流石だな。その報道姿勢、好き。

  5. ブラバマン内相が至極まとも。インド系だからパキスタン人中心のイスラム教徒に的にされたな。

  6. パレスチナ支持デモの中には「今はドイツ・ナチス政権時代なのか?」と思わざるを得ないほど汚い「ユダヤ人差別」言葉が発せられていたそうだ。其れが事実だとしたら英国の社会情勢も危険極まりないのではないか?何だか「イスラエル(ユダヤ人)批判」はOKで「パレスチナ(ハマス)批判」はNGという風潮に流れている気がする。

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