連続ドラマJ 「極道めし」
第9話 「おでんのからしが目にしみる 塀の中のクリスマス」
2018年9月15日放送

一平(福士誠治)の服役生活は3年目。仮釈放を2週間後に控えていた。204号室には新人・米倉(沢井正棋)が入り、仙台の牛カンや香川の讃岐うどんなど、全国のうまい刑務所飯について盛り上がっていた。
その話を房の外でこっそり聞いているのは看守の野村(橋本真一)。どうやらおかずを賭けているのはばれているらしい。
そんなことはつゆ知らず、一平は米倉とタッグを組んで話を盛り上げて米倉を勝たせ、みんなが寝静まった後に分け前を分け合っていた。
時はクリスマス。当然、カップケーキを賭けたうまい飯バトルが切って落とされる。規則違反であるおかずを賭けた勝負を廊下で聞いている向田(和田聰宏)と野村。トップバッターの荒木(小沢仁志)が話し出したのは堅気になろうと道路工事の仕事をしながら面接を受けていたころの話。彼女が持ち帰る寿司の謎を知ってしまった荒木は…。
公園のトイレで暮らしていた坂井(柳沢慎吾)は腹立ちまぎれにクリスマスケーキを盗む。そんな坂井を若い警官が交番へ連れて行き、シュークリームでもてなしてくれたのだった。
そして米倉が話し出したチンピラ時代の話。地上げのターゲットにしていたのにおでんをふるまってくれた店主。それは、一平のおやじさんの店だったのだ。

◆連続ドラマJ 「極道めし」
BSジャパン(BS7ch)にて 毎週土曜 夜9時放送!
http://www.bs-j.co.jp/gokudomeshi/

◇番組概要
刑務所のとある雑居房。204号室に収監された元サラリーマン・小津(今野浩喜)、窃盗常習犯・八戸(徳井優)、詐欺師・坂井(柳沢慎吾)、暴力団組員・荒木(小沢仁志)のところに、銃刀法違反の男・原一平(福士誠治)がやってくる。看守に気づかれないよう、静かなおかず争奪戦が繰り広げられていた204号で、新たに一平も加わった5人での熱い美味い飯語りバトルが繰り広げられることになった。その勝負とは、シャバで食べた一番美味しかった食い物を語り、 最も旨そうな話をした者、話を聞いて「ごくり」とつばを飲み込んだ数が多い者の勝ち。闘いに勝利すると、好きなおかずを一品ずつ取れるのだ。
高級、B級、ソウルフード…食い物だけでなく、意地とプライドを賭けた美味い飯語りバトル。食と人情のノスタルジックエンターテインメントドラマ。

1 Comment

Write A Comment

Pin