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6 Comments

  1. 犬「ハッハッハッハッハッハッハッ」もぅ出だしから素晴らしい、、脚本の菊島隆三は後に『野良犬』にソックリな『闇を裂く一発』という映画の脚本を書きますがやっぱり面白いのだ。

  2. 戦後の刑事ドラマの礎になった映画と評論に書かれていましたね。有名なところでは、松竹時代に黒澤明の助監督を務めていた野村芳太郎が、初の刑事ドラマを撮った「張込み」では、九州までロケーションに行き、新人監督としても当時異例の4ヶ月以上の製作期間を使い(あまりの長期ロケと製作期間にビビったプロデューサーが現地に赴き、撮影の切上げを催促をしたとか)完成させ、興行成績も良かったそう。また、黒澤明自身が語っていた東宝で酔いどれ天使の助監督だったが、その後に東映に移籍した小林恒夫を誉めていました。(評論家や一般受けも良い優秀な監督だったのに、東映でプログラムピクチャー専門監督に腰を据えてしまったが為に、後世に名を残す作品を作れず寂しい晩年の監督人生を過ごした事を残念がる著名な評論家もいた)「野良犬」を手本にしたと思われる警視庁物語シリーズを撮って、後に仁義なき戦いで一世風靡する深作欣二に影響を与えた凄腕の監督だったらしい。
    野良犬のアップで始まる冒頭部分、ラストの犯人と三船扮する刑事の格闘シーンは、時代背景の描写と登場人物がずれずにピッタリハマった隙のない映画が凄いところと思う。

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