吉田修一氏による同名小説を、『日日是好日』、『星の子』、『MOTHER マザー』の大森立嗣が監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』の公開初日が5月17日に決定。

 この度、本作の登場人物たちを“男”と“女”2つの視点で描き出した特別予告【男たち編・女たち編】の2種を同時解禁。

 【男たち編】では不審死事件を追う刑事、濱中圭介(福士蒼汰)と伊佐美佑(浅野忠信) にフォーカス。事件の真実を追求するよりも犯人を確保することを優先し、容疑者に対し不当な取り調べや圧迫捜査を繰り返していく2人の様子を捉えている。彼らを蝕む歪んだ支配欲が行きつく先にあるものとは…。

 【女たち編】では本作のキーマンとなる4人の女たちが映し出されていく。事件が起きた介護施設で働き、次第に濱中とインモラルな関係に溺れていく介護士・豊田佳代(松本まりか)、週刊誌の若手記者・池田由季(福地桃子)、不当な取り調べを受ける介護士・松本郁子(財前直見)、本事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻・市島松江(三田佳子)。心を縛りつけられていた彼女たちは、本事件とその過去に隠された衝撃の事実を通して、時に抗い、叫びながら、自身を解放しようとする。

 本作の登場人物たちと重要なシーケンスが断片的に切り取られた両映像は、不審死事件の裏に隠された深い闇と渦巻く人間模様を更に色濃く感じ取れる仕上がりとなっている。

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