主演 広瀬すず×監督 根岸吉太郎×脚本 田中陽造 女と男、男と女、男と男。後戻りできない、壮絶な青い春『ゆきてかへらぬ』特報が解禁!不世出の天才詩・中原中也役に木戸大聖、日本を代表する文芸評論家・小林秀雄役に岡田将生!
本作は実在した女優の長谷川泰子と、詩人の中原中也、文芸評論家の小林秀雄という男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。『探偵物語』や『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造が脚本を手掛けた。
先日解禁され大反響を巻き起こした長谷川泰子役の広瀬すずに加え、このたび、新キャストを発表。泰子を交え、女と男、男と女、男と男、複雑で歪な関係ながらも共に壮絶な青春を駆け抜けた、未完の若者たち――中原中也役を木戸大聖、小林秀雄役を岡田将生が、熱演する。
大正時代が舞台、まだ芽の出ない女優、長谷川泰子は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年、中原中也と出逢う。どこか虚勢を張り合うふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後東京に引っ越したふたりの元を、中也の友人で、のちに日本を代表することになる文芸評論家、小林秀雄が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく。
中原中也を演じるのは、今、旬の注目株・木戸大聖。Netflix「FirstLove初恋」で佐藤健の若き日の姿を演じ鮮烈な印象を残し、現在はフジテレビ系の月9
ドラマ「海のはじまり」への出演や、劇場アニメ『きみの色』(8月30日公開)でトリプル主演を務めるなど、近年活躍がめざましい若手俳優だ。初々しく瑞々しい木戸の演技は、これまで映画・ドラマで描かれてきた畢生の天才詩人・中原中也のイメージを大胆に塗り替えた。
そして、泰子と中也の関係性をある意味、唯一無二のものにしたとも言えるキーパーソン小林秀雄に、映画『ラストマイル』(8月23日公開)や現在放送中
のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で連日話題沸騰中の名優、岡田将生が扮する。ある時は冷静に、ある時は情熱のままに、中也に惹かれ、泰子にも惹かれる小林の姿は、21世紀を生きるわたしたちにも訴求する現代性が豊かに波打っており、片時も目が離せなくなるだろう。
特報映像は、ドビュッシーの「月の光」をBGMに、メリーゴーランドやボートで遊ぶ泰子、中也、小林の姿から始まる。その3人の姿に「私たち、神経と神経で繋がろうとしましたの」という泰子の意味深な台詞が重ねられ、中也とはあどけない笑顔を交わし、小林とは激しく求めあう、男2人の間で揺れ動く泰子の姿や、一方で兄弟のように肩を寄せ合い詩を朗読する中也と小林の姿が映し出されていく。後戻りできない青い春を必死に駆け抜けた若者たちの、複雑に揺れ動く心情と歪な関係性が垣間見える映像となっている。
『ゆきてかへらぬ』は2025年2月21日公開
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3 Comments
広瀬すずと岡田将生はなつぞらで兄妹役で、共演して居ましたが夫婦役でもお似合いなような二人でした。今回は三角関係とはいえ同性愛と異性愛の対決みたいな物語で令和の今こそ当たり前な関係だか、昔の小説から同性愛については描かれていて、昔からそんな関係があったのだと気づかされる作品ですね、昭和時代に、このような作品を放映されたらそれこそ革命的存在でしたね。令和の今だからこそ許される作品となったのでしょう、と思いました。
なにこれ、、、震える
ウン十年前に中原中也の人生と中也の詩に狂ってた者です。当時は長谷川泰子さんも存命で中也ファンから嫌がらせ受けてたり……。私は関係著書読み漁り当時の彼らを知る大岡昇平氏に会いに行ったりしました。時を経こんな映画が素晴らしい俳優陣で観られるとは!(木戸くんの中也!!もう一回言います!木戸くんの中也!!!)