最下位も本拠地ベルーナドーム観衆は前年比平均1700人増に ホーム最終戦も完売御礼(日刊スポーツ)

西武が今井達也投手(26)の完封勝利で、今季の本拠地ベルーナドームでの全68試合を終えた。

 1試合平均の観客動員数は昨季の2万89人を上回り、今季は1試合平均で2万1789人を記録。ビジターでの1試合を残し、1日終了時点で借金42と5位にも大きく引き離されての最下位ながら、来場者の失速はなかった。

 ホーム最終戦となったこの日も、2万7574人が来場。8回表終了時には「完売御礼」がアナウンスされた。

 今井はお立ち台で「(声援は)すごく後押しになります。今日も球場に足を運んでいただき、本当にありがとうございます。まだまだ楽しみな選手はいっぱいいますので、ぜひご声援よろしくお願いします」。
犠飛で2打点の佐藤龍世内野手(27)は「本当に悔しいシーズンになって迷惑ばかりかけてきたんですけど、来シーズンこそはこういう勝ち方をシーズン始めからできるように頑張りますので、期待してください」とそれぞれファンへの感謝を口にしていた。

本拠地最終戦は白星で飾る 今井が1116日ぶり本拠地で完封勝利&2年連続10勝 佐藤龍2打席連続犠飛&外崎追撃打で4得点! (TBS NEWS)

西武の本拠地・ベルーナドームでの最終戦は日本ハムに快勝し、2連勝で締めくくった。今季ベルーナドームでは69試合で30勝39敗の借金9、2年連続の負け越しとなった。

試合は佐藤龍の2打席連続の犠飛やワイルドピッチで3回までに3得点。5回には源田の三塁打から外崎が左前適時打を放ち4-0。投げては試合前まで9勝、2年連続の10勝にリーチをかける今井が23年4月13日・ロッテ戦(県営大宮)以来の完封勝利、自身6連勝で10勝(8敗)に到達した。今井は9回を今季最多130球、4安打、4四球、7奪三振の無失点で自身4度目の完封勝利を挙げた。

また本拠地での完封勝利は、2021年9月11日・オリックス戦以来3年、1116日ぶりとなった。

スタメンは1番ショート・源田、2番セカンド・外崎、3番センター・西川、4番サード・佐藤龍、5番DH・野村大、6番レフト・平沼、7番ファースト・元山、8番ライト・岸、9番キャッチャー・古賀のオーダーを組んだ。

先発の今井は今季ここまで24試合に登板し、9勝8敗、防御率2.46。180奪三振はリーグ2位・モイネロの155に大差をつけリーグ1位。8月17日・楽天戦(楽天モバイル)から5連勝中で2年連続の10勝にリーチをかけている。

立ち上がりは、1死から2番・清宮に二塁打を浴びるも、後続を打ち取り無失点。

すると打線は相手先発・バーヘイゲンに対し直後の1回裏に、先頭の源田が内野安打で出塁、盗塁を決め二塁へ進むと、1死から西川がセーフティバントを決め一、三塁。ここで佐藤龍がレフトへ犠飛を放ち1-0と先制。

援護をもらった2回の投球は、三者凡退に抑えると、3回には1死から9番・細川に四球を与えるも古賀が盗塁を刺し結果的に3人で攻撃終了。

3回裏の攻撃は、1死から源田、外崎、西川の3連打で1死満塁とすると、佐藤龍の2打席連続の犠飛で2-0。さらに野村大の打席で、ワイルドピッチもあり3-0。

今井は4回に、清宮に四球、レイエスに中前安打で無死一、二塁のピンチ。それでも4番・万波を空振り三振、郡司、上川畑も打ち取り得点を与えず。

5回にも先頭のマルティネスに四球を出し、1死から細川に右前安打で一、二塁。ここで矢澤を迎えるも、二ゴロ併殺打に封じ5回まで3安打無失点。

打線は5回に、先頭の源田がライトフェンス直撃の三塁打を放つと、外崎の左前適時打で4-0と追加点を挙げる。

6回の今井は2番からの相手打線を三者凡退、7回には1死から上川畑に二塁打を浴びるもマルティネスを空振り三振、松本剛を二ゴロに抑える。

さらに8回は細川、代打・水谷を連続空振り三振、清宮を左飛と三者凡退で8回まで112球5奪三振無失点。

9回もマウンドに上がると、得点許さずゲームセット。今季初完封勝利、自身6連勝で10勝目を挙げた。

西武・今井「どっちでもいいぞと言われたので」志願の130球完封 武内に続く2桁勝利「負けられない」(スポニチ)

西武先発の今井達也投手(26)が日本ハム打線を4安打に抑え、昨年4月13日のロッテ戦(県営大宮)以来となる自身4度目の完封勝利を挙げた。これで2年連続2桁勝利となる今季10勝目。7三振を奪って今季187奪三振とし、8年目で自身初となる奪三振王のタイトルを確実とした。

今井は序盤走者を出しながらも無失点でしのぎ、4回には無死一、二塁のピンチを招くも4番・万波を空振り三振に仕留めるなど後続を断った。5回は1死一、二塁で矢沢を二ゴロ併殺斬り。9回に155キロをマークするなど最後まで球威は衰えず、自身今季最多の130球を投げ切った。187とした奪三振数は2位のソフトバンク・モイネロ、楽天・早川に32個差となった。

 前日にはドラフト1位左腕・武内が10勝目を挙げており、「新人には負けられないぞという気持ちでマウンドに上がった」という。「ファンの方の大歓声が力になって最後何とか力を振り絞って投げることができた」と今季本拠最終戦に詰めかけた大勢のファンに感謝した。

 開幕投手を務めた今季、「僕から始まったシーズン、凄く悔しい気持ちが強いんですが、最後はベルーナドームのマウンドは勝って終わりたかった」と今井。8回までで110球を超えていたが、「(渡辺監督代行に)“替わってもどっちでもいいぞ”と言われたので行かせてくださいと言いました」と志願して最終回のマウンドに上った。

 ここまで9勝を挙げている3年目左腕・隅田にも2桁勝利の期待がかかるが、今井は「勝ってくれると思いますので皆さん期待してください」とファンの期待をあおっていた。

2024年10月1日
埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハムファイターズ
ベルーナドーム

ライオンズ スターティングメンバー
先発 今井 達也
1(遊) 源田 壮亮
2(二) 外崎 修汰
3(中) 西川 愛也
4(三) 佐藤 龍世
5(指) 野村 大樹
6(左) 平沼 翔太
7(一) 元山 飛優
8(右) 岸 潤一郎
9(捕) 古賀 悠斗
監督代行 渡辺 久信

ファイターズ スターティングメンバー
先発 バーヘイゲン
1(左) 矢澤 宏太
2(三) 清宮 幸太郎
3(指) レイエス
4(右) 万波 中正
5(捕) 郡司 裕也
6(遊) 上川畑 大悟
7(一) マルティネス
8(中) 松本 剛
9(二) 細川 凌平
監督 新庄 剛志

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