『結婚できない男』(けっこんできないおとこ)は、関西テレビ放送(KTV・カンテレ)の企画、同局とメディアミックス・ジャパン(MMJ)の共同制作により、フジテレビ系列の火曜夜10時枠にて2006年7月4日から9月19日まで放送されたテレビドラマ。全12回。主演は阿部寛、脚本は尾崎将也。
偏屈で独善的、皮肉屋だがどこか憎めない主人公が1人の女性との出会いを契機に恋愛、そして結婚を模索するまでの日常をコミカルに描く。
本作(以下『第1シリーズ』)の13年後を舞台とする続編『まだ結婚できない男』(まだけっこんできないおとこ)が同じくカンテレとMMJの共同制作により、同系列の火曜夜9時(「火9ドラマ」)枠にて2019年10月8日から12月10日まで放送された[1][2][3][4][5]。本項では、その続編『まだ結婚できない男』(以下『第2シリーズ』)についてもあわせて記述する。また、この第2シリーズでは、レギュラー放送のカンテレ制作連続ドラマでは初となる視覚障害者・弱視者に対応するためのステレオ2方式解説放送を導入・実施した。全10回。
キャッチコピーは「ほっといてください。」(第1シリーズ)、「よけいなお世話です。」(第2シリーズ)。
また第1シリーズのリメイク版が2009年6月から韓国放送公社(KBS)で放送された。本項はこちらについても記載する。
何度となく行われた第1シリーズの再放送は高知東生の登場シーンがカットされた再編集版『結婚できない男 スペシャルエディション』(以下「スペシャルエディション」)での放送が多かった(原因は後述)が、2021年4月9日からテレビ埼玉で放送されたものは高知のシーンがカットされていないオリジナル版で行われた。