女優の有村架純さんと俳優の瀬戸康史さんが、外海良基(とのがい・よしき)さんの人気マンガを実写映画化した「JUDGE/ジャッジ」(11月8日公開)で初共演。”七つの大罪”を背負った見知らぬ男女が、動物のマスクをかぶり殺人ゲームを繰り広げるスリラーで、有村さんは「傲慢」の罪を背負った元アイドルのライオン役、瀬戸さんは「憤怒」の罪を背負った正義感の強い主人公・オオカミ役で出演する。

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「JUDGE」は、外海さんが10年1月から12年8月まで「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)に連載していたスリラーマンガ。嫉妬・色欲・怠惰・憤怒・暴食・傲慢・強欲の”七つの大罪”を背負った男女が、古い裁判所で目を覚ます。そこで待ち受けていたのは、自分が生き残るために、誰かを生贄(いけにえ)にささげなければならない「死のゲーム」だった……というストーリー。コミックスは6巻まで発売され、累計発行数は160万部を突破している。

映画には、有村さんと瀬戸さんのほか、俳優の佐藤二朗さんも「強欲」の罪を背負ったキツネ役で出演。今回、脚本も手がけた古波津陽(こはつ・よう)監督は、映画ならではの映像世界を生み出すため、全編に監視カメラを使用し、視点切り替えを多用するなど、オリジナリティーあふれる撮影方法を導入。さらにリアリティーを追求するため、撮影では実際にキャストたちを閉鎖された空間に閉じ込め、息の詰まるような緊迫感あるドラマを作り上げた。

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