<ストーリー>
私は愛も知らずに、空襲で死ぬのでしょうか―
昭和20年、終戦間近の東京。19歳の里子は母親と杉並区の住宅地に暮らしている。度重なる空襲に怯え、雨が降ると雨水が流れ込んでくる防空壕、日に日に物価は高くなり、まともな食べ物も口には出来ないが、健気に生活している。妻子を疎開させた銀行支店長の市毛が隣に住んでいる。
日に日に戦況が悪化していくなか、自分は男性と結ばれることなく、戦争で死んでいくのだろうか。その不安を抱えていた。市毛の身の回りの世話をしていく中でで、いつしか里子の中の「女」が目覚めていくのだが―。

出演:二階堂ふみ 長谷川博己 富田靖子 利重剛 上田耕一 石橋蓮司 奥田瑛士 工藤夕貴
脚本・監督:荒井晴彦
原作:高井有一「この国の空」(新潮社)
詩:「わたしが一番きれいだったとき」茨木のり子
製作:「この国の空」製作委員会
制作プロダクション:ステューディオスリー KATSU-do
協賛:大和ハウス工業
配給:ファントム・フィルム KATSU-do
©2015「この国の空」製作委員会
公式サイト:kuni-sora.com
8月8日(土)より、テアトル新宿、丸の内TOEI,シネ・リーブル池袋他、全国ロードショー

30 Comments

  1. B29による空襲は、民間人を大量に殺戮した戦争犯罪、戦争でもやってはいけない行為です。

  2. 正直なところ「またこの手の映画か・・」と思った。戦争は悲惨で受け入れがたいが、戦時下の日本人をもっと冷静に、そして客観的に描けないものだろうか。アニメーション映画「この世界の片隅に」のように、例え戦争という状況があっても日常には笑顔もあり、許容して生きてきた人の姿があったはずだ。画面のトーンが全体的に暗いのも、暗い時代を描いた演出だろう。「丸焼けよ!」と大声で叫ぶシーンがあるが、現実には何時間も歩いて非難してきた人が激情を表すとは思えない。そう、演出過剰なところが作品を陳腐化してしまっている。

  3. 現在の価値観で過去を不幸な時代と決めつけるこの手の映画はもう必要ありません。うんざりです、そして必ずちょいエロ入れてくパターン。いつまでこんなことやってるの?

  4. ここにコメントすると叩かれそうだが、あえてコメントしたい。「なぜ?日本が作る大東亜戦争の映画は自虐的なのか?火垂るの墓なども同様」我が祖国に戦時国際法を無視して、民間地をナパーム弾で火の海にしたのはアメリカ陸軍航空軍であり積極的に指揮を執ったのはカーチス・ルメイ。しかも必要の無い核兵器まで実験の為に2種類投下した。開戦の経緯は色々と意見はあるだろうが『戦時国際法を無視して、民間地をナパーム弾で火の海にし、必要の無い核兵器まで実験の為に2種類投下した』この事は決して忘れてはならない事実。

  5. 二階堂ふみちゃんは、デビュー当時「宮崎あおいに似てる」って言われ過ぎて、宮崎あおいちゃんが「清純」のイメージを守る為に徹底して避けてた「エロス」を積極的に演じるようになってったね…。しかしどの映画も台詞回しがとってつけた様な言わされてる感があって、そこが「ファンタジー」ぽくて好きな監督も多いのかもしんないけど…んんんー…
    表現力・演技力より、エロの要求に抵抗しない事を重視される役ばっかり回ってきてる気がする…
    「ロマンポルノ大好き監督」ホイホイになっちゃってるのが、いいんだかわるいんだか…

  6. ふみちゃんってめっちゃ色気あるよね
    化粧濃くないのにかわいいし

  7. この主人公、私のおばあちゃんと同い年だ……
    おばあちゃんも、19歳の頃こうだったのかな…
    もう亡くなっちゃったから聞けないけど…

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