東温市の坊っちゃん劇場で14日、4月1日から上演される新作ミュージカルが発表されました。テーマは「台湾野球界の父」と呼ばれる松山市出身の指導者・近藤兵太郎です。

坊っちゃん劇場の17作目となる新作ミュージカルは「KANO~1931甲子園まで2000キロ~」。主人公は台湾の高校を甲子園準優勝に導き、「台湾野球界の父」と呼ばれる松山市出身の近藤兵太郎です。

作品では、松山から台湾に渡った近藤兵太郎が日本統治時代の1931年、「嘉農」嘉義農林学校の野球部の監督として、日本人・漢人・先住民族の混成チームを甲子園準優勝に導く姿を描きます。

このミュージカルは日本と台湾の野球交流100周年の記念公演で、知事も期待を寄せています。

中村知事:
「台湾に行って台湾の人にKANOの話をすると知らない人はいません。出会ったことはありません。ある意味では大変宝物だなと感じています」

脚本は羽原大介さん、演出は錦織一清さんが手がけ、共に坊っちゃん劇場4作品目となります。

演出担当・錦織一清さん:
「出演者のみなさんに『しまっていこー!』と一言言うだけでおもしろい舞台ができあがるなと。KANOナインが繰り広げる珍プレー好プレーになるように、珍プレーも楽しめるようにも作っていきたい」

ミュージカル「KANO~1931甲子園まで2000キロ~」は、東温市の坊っちゃん劇場で4月1日から来年3月までの上演予定です。

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