MISIAと福山雅治、紅白歌合戦の大トリに!

歌手MISIA(45歳)と俳優兼歌手の福山雅治(54歳)が、大晦日に放送される第74回NHK紅白歌合戦(夜7時20分開始)で、それぞれ紅組と白組の大トリ(最終出演者)に選ばれたことが19日、スポーツ報知の報道により明らかになりました。MISIAが紅組の大トリを、福山雅治が白組のトリを務めます。

この2人による大晦日の締めくくりは、これで4年連続4回目となります。特にMISIAは、美空ひばりさん以来となる5年連続の紅組大トリを務めることで、その快挙を達成します。

2023年の紅白歌合戦のテーマは「ボーダレス―超えてつながる大晦日―」です。NHKの関係者は、「限られた数の歌手たちから選ばれました。彼らは平和を願い、国境を越えた活動を行っています。その実績は非常に高い」と述べています。

MISIAは、デビュー25周年を迎えています。2022年3月から始めた「ウクライナ支援プロジェクト」では、チャリティーTシャツの販売やコンサート会場での募金活動を通じて、ウクライナ支援のために3000万円を寄付しました。

また、2023年10月には奈良の東大寺で「Peaceful Park」というイベントを主催し、多様性を受け入れる社会を目指すメッセージを発信しました。

一方の福山雅治は、長崎県の被爆樹木を守る「クスノキプロジェクト」を数年前から開始。自らも被爆2世であり、戦争と平和に関するメッセージを発信しています。

2023年には、5年ぶりに日本武道館でコンサートを開催。また、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の主題歌「想望」が話題となりました。さらに、俳優としてのキャリア35周年を迎え、TBSのドラマ「ラストマン―全盲の捜査官―」に主演するなど、活動の幅を広げています。

紅白歌合戦でトリと大トリを務めるのは、MISIAと福山雅治にとってこれが4回目で、美空ひばりさん、三波春夫さんと同じ最多タイ記録を達成しました。4年連続の記録は史上初の快挙です。これらの音楽界を代表する2人の歌声が、令和5年の年の瀬を彩ります。

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